干渉波治療
干渉波という低い電流を体内で発生させ、特定の患部を集中的に刺激します。この刺激により筋肉が収縮・拡張してほぐされ、血流が良くなって痛み物質が取り除かれていきます。施術時の痛みはほとんどなく、もまれているような感覚です。
低周波治療
治療ファクターにあわせた個別の設定ができ、温熱低周波や温熱など、魅力的な低周波や温熱の拡張機能を搭載しています。
SSP施術器
特殊な金属電極を用いた経皮的ツボ電気刺激
SSP療法とは「SSP電極を"ツボ"に置き、低周波通電を行うツボ表面刺激法」のことをいいます。"SSP"(=Silver Spike Point)と呼ばれる特殊な金属電極を用いた経皮的ツボ電気刺激(TEAS)です。
SSP療法の発想
SSP療法は中国の針麻酔をベースに、大阪医科大学麻酔科によって「刺さない針治療」という発想から開発された治療法です。
ツボ刺激の効果も研究者の間で広く知られ、安全な痛みの治療法として臨床応用されてきました。
また、他の治療器にくらべパルス幅は50μsecと狭く、皮膚表面の痛みを伴うことなく、心地よくやさしい刺激が徐々に痛みを和らげていきます。
さらに、刺激周波数のパターンを組み合わせることにより治療目的に応じた選択ができます。1/f刺激モードも搭載されています。
SSP療法の利点
「刺さない針」として発展してきたSSP療法は、鍼治療にはないいくつかの利点があります。
痛いというイメージがなく、幅広い層の患者さんに安心感を与えることができます。
皮膚に刺さないため細菌感染などの心配がなく、衛生的です。自由な体位で治療ができます。治療しながらマッサージを施すことも可能です。副作用や合併症がありません。
痛みに対するSSP療法の作用機序として、以下の4つが考えられています。
- ゲートコントロール説
- 局所血流の改善による発痛物質の除去
- 内因性モルヒネ様物質による下行性の痛み抑効果
- ストレス緩和による自然治癒力の回復